初めに


自己紹介を。

私は平成4年11月3日文化の日に名古屋で生まれました。
画家である祖母の影響で、小さい頃に絵画や古いもの、古き人(味のある人)に触れてきました。
それから洋服や、革細工に興味を持ち、中学生の頃には地元のリサイクルショップ、古着屋を漁るようになっていました。

高校生の時はどっぷり洋服。洋服買う為に部活しながらバイトしていました。卒業後、上京しました。
頑固に、絶対東京じゃないとダメだと思い込んで、疑わず上京しました。


文化服装学院という洋裁学校に入学し、3年間洋裁の基礎を学び、服をつくりました。
文化服装学院についても言いたい事がありますが、それはまたいつか。ただ、沢山の感謝があります。少なからずいまの自分があるのは文化服装学院があったから。
文化服装学院万歳。最高。

そんな学生時代の3年次に始めたヴィンテージショップでのインターン、アルバイト。
そこは所謂メゾンヴィンテージから、マルタンヘルムートラングラフシモンズなどの近年のデザイナーまで扱うお店でした。

上京する前から大量のイーストウエストを持ってることから存在は知っていて、いざ行ってみると、素晴らしいお店でした。
マルタンの服に初めて袖を通した場所がそこです。裏返しのM-47パンツ。仮縫いのまま完成となった服。
服であんなに心が震えた体験は覚えている限りあれ以降ありません。


そして、アルバイト時代は簡単なお直しやリメイクから始まり、自社ブランドの企画、生産などにも関わるようになり、卒業と同時に社員となりました。
そうして、いま社員になって2年。
アルバイトからすると約3年となります。

やらせてもらう部分が多いから、色んな事が見えます。有難いことに物を作る上での全ての段取りや、納品、集金までに携わってるのはすでに自分の財産だと感じています。

ただ、もうやるしかないかなって思うんです。その時の為に。自分の名前が服に付いた時の為に。


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書きますね。